ハゼを飼うことになりました。
ハゼって海にいるのだと思い込んでいたのですが、ハゼにも色んな種類があり川にもいるのですね。
小学校の頃に読んだ、釣りキチ三瓶のムツゴロウ釣りのところが好きで、ハゼのフォルムが気に入っていたのですが、海に住んでいる魚だと思い込んでいたので、そもそも飼うという発想はありませんでした。
公園の池にハゼが
ところがある日、子どもを公園に連れていった時のこと、公園の池に鯉に混じって泳いでいるハゼを見かけたのです。
川にもハゼみたいなやつがいるんだ。
とって帰りたいところですが、公園の魚をとるわけにもいきません。
そこはきっぱりあきらめて、しばらく忘れていました。
しかしこの時の経験が後に役に立つことになりました。
近所の川にハゼが
近所の川に同じかたちのやつがいたのです。
公園でハゼを見かけていなかったら気がつかなかったかもしれません。
コンクリートで囲われたドブ川なので魚とりをするような川ではありません。
工場地帯のような場所で人が寄り付くところではありませんので荒らされずにいるのかもしれません。
いまではあまり見かけなくなったメダカもいます。
そしてその中にハゼがいるのを見つけたのです。
川幅1.5mくらいで両脇はコンクリートの壁です。釣りをするような環境ではありません。
ちなみに私が子どものころは自然の川でした。
ハゼ採りへgo
網を手に川へ。
川というよりは大きめの側溝です。
数年まえから気がついていたのですが、かなり魚がいます。
ほとんどは2~3センチサイズの魚ですが
20センチくらいのコイも見かけました。
魚たちはかなり敏感で、近づくと人影に気がつきすぐに潜ってしまいます。
あみで追いかけることすらできませんでしたので待ちぶせする作戦にきりかえました。
しせいを低くして魚に気づかれないよう気配をころし網を川につけたまま魚がよってくるのを待ちます。
魚が多いので、30秒も待てば魚が水面に上がってきました。
低い姿勢のまま静かに魚に近づき、魚の下へ網をすべり込ませます。
この段階で魚に気がつかれなければほぼ成功、あとは網をゆっくり上に上げるだけです。
ハゼを5ひきゲットしました。
他の魚とくらべハゼはかなり警戒心が強いように感じました。
少しでも気を抜くと逃げられてしまいます。
魚によって警戒心に差があるようです。
フナ ハゼ メダカ コイ
ハゼが近所の川にいることですっかりテンションが上がり魚とりに没頭してしまいました。
水槽でハゼを飼育
ハゼは肉食のため混泳には向かないようです。
フナと同じ環境に生息していたので、普通に水槽を用意しました。
川で採ったのはハゼ科のウキゴリでした。
ネットを調べているとハゼの特徴に、人になつくとありました。
魚が人になつくとはどういうことだろうと思いますが、
最近うちのハゼもエサを与える際には水面まで上がってきたり、水面の方をうかがっています。
フナやドジョウにくらべ愛敬がありますね。
赤虫を水面に落とすとつまんでいた割り箸のほうに飛びかかってきます。
生きたエサが良いようですが、乾燥赤虫も食べるようになりました。