優れた知育玩具とはどのようなものなのでしょうか?
子どもに何か良い玩具を与えようとネット検索される方も多いと思います。
実際興味をひかれるものは沢山ありますし、どれも買って試してみたくなりますね。
さすがにお値段的もしますので全て買ってみるというわけにはいきませんが。
優れた知育玩具とは
「お隣の〇〇くんが使っていたパズルみたいなやつが良いかな」
「おもちゃ売り場で展示していたブロックのやつが良さそうだった」
などなど、いろいろな考えがありそうです。
答えですが
『子どもに何を学ばせたいかを明確にして選んだもの』
です。
1.子どもに何を学ばせたいかで知育玩具を選ぶ
子どものどんな能力を磨きたいかで
遊ばせ方もかわってきます。
同じ積み木でも
高く積みたいのか
図形を学ばせたいのか、
かずを学ばせたいのかで
遊び方もかわってきます。
知育玩具を買ううえで、
子どもに何を学ばせたいのか、ビジョンを持つ
ということですね。
何を学ばせたいかビジョンをもつと、
知育玩具になるものが、身の回りにもたくさんあることに気が付きます。
そもそも小さなお子様にとっては身の回りのものに触れることや、身の回りでおこる出来事が思考を培う機会なのです。
2.身の回りのものが知育玩具になる
部屋に散らばっている積み木があるとしましょう。
5個落ちていたとすると
3個ママが片づけると、
何々ちゃんは何個片づければいいかな?
折り紙があれば
四角い折り紙があれば、
こう折れば三角になるよ
とか
身の回りに知育玩具と学びの機会がたくさんあるのです。
台所しごとでの水やお湯、水蒸気の観察も学びの場です。
視覚や、聴覚いろいろな感覚を刺激してみることが重要です。
3.外にでよう。いろいろな感覚を刺激する。
有名な医学博士が
幼児期に昆虫と触れ合うと脳が刺激され活性化する
と言っています。
家に時々侵入している小さな虫は嫌いな子どもたちですが、
外にいる昆虫や、魚はやたら触りたがります。
触ってみることが自分にとって良いことであると本能でわかっているのかもしれません。
自然のなかには知育玩具のかわりとなるものはたくさんあります。
知育玩具で遊ぶのと同様で、外で遊ぶことも子どもにとって大切な経験となります。
庭の外や、お散歩、アウトドア、
自然のなかでは
植物や昆虫、石ころや水たまり、坂道があったり川が流れていたり、いろいろなものに触れて経験することになります。
もちろん触っていいものかどうか、触っていい状況なのかどうか、
親子さんが近くで見守ってあげましょう。
身の回りのことすべて知育のチャンスです。
まず、親御さんが知育のチャンスを楽しめば、
自分もやってみたいなと、子どもも興味を示すようになります。
昆虫や植物に触れ、観察することも知育という観点からみて大切な経験となるでしょう。
まとめ
- 優れた知育玩具とは、子どもになにを学ばせたいかで選んだもの。
- こどもの周りにあるものすべてが知育玩具となり、学びのチャンスとなる。
- 視覚、聴覚など感覚を刺激するものは知育玩具だけでなく、植物や昆虫など自然のなかにもたくさんある。
医学博士の養老孟司さんが「幼児期に虫と触れ合っておくと脳が活性化される」
と言っておられますね。