学校の勉強が好きになるには

学習の優先順位は一概に決めることはできませんが、おさえておくべきポイントがあります。

小学校の分数計算が人生の分かれ道

こどもが勉強好きになるかどうかは、小学校の分数計算が理解できるかどうかで決まるといわれています。

ここで勉強が楽しいと感じるか、難しいと感じるかによって、子どもの勉強に向かう姿勢に差がでてくるのです。

まずは分数がイメージできるように

分数か、まだ先かな、ということはありません。

幼児期のお子様であれば、数がイメージできるような積み木や、絵本を探してみるのもいいですね。

分数をすでに習っている、習い始めているという方は今のうちにしっかり分数を理解して基礎を固めましょう。

分数の計算が理解できるということは、約分や通分が理解できている必要があります。

理解するということはイメージ出来るということです。

簡単にできる分数学習。分数計算は数のかたまりがイメージできればスムーズ

計算のところは読み飛ばしてOK

例えば

1/2+1/3  が、

通分をして

3/6+2/6  になり、

分子を足して、

答え 

5/6

になることが理解出来る、イメージ出来るということが大切です。

 

ここがポイント!


分数計算のコツは

1/2  2/4 や 3/6 同じであることがメージ出来ること。

 

つまり、

 

2のかたまりが2つ4

2のかたまりが3つ6

 

などの数のかたまりがイメージできるようになることです。

 

数のかたまりがイメージできること。

玩具や絵本やなぞなそ問題、いろいろ方法はあります。

お子様にあったやり方を考えていきましょう。

たし算ができたら、分数も勉強できる。

 

ふだんやっている計算問題の表現をちょっとかえるだけで分数をイメージするトレーニングができます。

ちょとした空き時間、お風呂の時間や、待ち時間などにもできます。

クイズ形式にしてもいいですね。

クイズにすることで子どもの食いつき方が違ってきます。

 

普段の算数問題を以下のように表現を変えて出題します。


 

2+2 という足し算を

    ↓

2が2つでいくつ?

 

3+3 という足し算を

    ↓

3が2つでいくつ?

 

応用編

2が3つでいくつ?

3が3つでいくつ?

最初は説明が必要ですので、指やボールを使ってしっかり教えてあげます。

子どももクイズのヒントなので

理解しようと食いつきがいいです。

何のためにこのような表現にしているのかといいますと、

分数計算をするときに数のかたまりをイメージしやすくするためです。

もちろん、掛け算や割り算の勉強にもつながっています。

たし算の応用で、かけ算、わり算をイメージする。

ボールやブロックを使ってで足し算の勉強をしていたとします。

2+2という表現では 2から2つ増えて4になる。

これだけの理解だけです。

ここから一歩発展させて

2が2つでいくつ?という表現にすることで、

2から2つ増えることにあわせて

2のかたまりを2つイメージできるようになります。

道具をつかえばイメージしやすいですね。

2が2つで4がイメージできれば

2が3つで6がイメージできるようになります。

個人差はありますので急ぐ必要は全くありません。

2のかたまりや、3のかたまりをイメージしようとするだけでも効果は上がってるはずです。

 

出題のタイミングやシチュエーションはお子さんの生活リズムに合わせていろいろ考えてみてください。

 

もし上手くいかなくてもあせる必要はありません。

考える事が大切です。

数のかたまりをイメージする

繰り返しになりますが、

ちょっと表現を変えるだけです。

2が2つで4が理解できたら

思い切って

2が3つでいくつ

表現を変えるだけで

掛け算や割り算を一気に理解する可能性を与えてあげることにつながります。

足し算を習う前のお子様は今から

ブロックや絵本で遊びながらイメージ力をつけましょう。

この方法を実践した子の

教研式 能力検査です。

記憶力と数的能力にマークがついています。

得意分野をはかる検査で2つのマークがつくのは珍しいとのこと。

記憶タイプの子が数的能力もアップできています。

学校で分数を習う前に

1/2=2/4

2/3=4/6 といった約分が理解できていました。

算数ができると、国語の文章問題や、他の教科に対しても自信をもって、おちついて対処できます。

まさに、分数計算は知育のポイントといえるでしょう。

おすすめ絵本

知育Styleでは

分数計算の攻略をサポートする絵本を作成しています。

完成したら紹介しますね。

その他コンテンツも充実させていきますのでお楽しみにしてください。

 

 

編集長
編集長

有名塾で
学習に重要なこととして
・先取り学習
・基礎固め

をあげています。

この記事でやろうとしていることも
先取り学習と基礎固めに他ありません。