アイドル3.0プロジェクト アイドルとファン

プロジェクト画像

(※オーディション期間中の記事です。現在はWHITE SCORPIONメンバーやファイナリストからのSNSによる返信やいいね!はありません。)

プロジェクト概要

総合プロデューサーに秋元 康氏を迎え、新アイドルグループ創造プロジェクトが始動した。プロジェクト名は、『IDOL3.0 PROJECT』(アイドルサンテンゼロ プロジェクト)。WEB3.0からくる名の通り、既存のアイドル像やグループ運営に捉われず、コンサートや握手会など従来の活動と、 メタバース空間やオンライン上などの“バーチャル”な活動の両軸で展開するとしている。

従来のアイドル活動の領域を拡大し、世界中の人への情報発信と、ファンとのコミュニケーションを目指す。

プロジェクトの運営には、キングレコード株式会社をはじめAKB48、乃木坂46、日向坂46、櫻坂46、IZ*ONE、=LOVEといったアイドルグループの育成に携わったスタッフが勢ぞろいする予定である。 

 暗号資産 Nippon Idol Token(NIDT)

オーバースが本プロジェクトにおいて発行する暗号資産。イーサリアムブロックチェーン上で発行されるユーティリティ・ トークン。NIDTを利用してアイドル活動の応援や支援を行うことができる。コンサートやイベント等従来のアイドル活動に加え、Web3.0技術によりNFT(Non Fungible Token)、メタバースなどを活用した新たなアイドル活動によりNIDTエコシステムが形成される。

アイドルとファン
推し活プロジェクト潜入レポート

テレビアニメ ❝推しの子❞ のヒットもあり推しという言葉を耳にすることが多くなった。
時を同じくして発足したアイドル3.0プロジェクト。
オーディションには才能ある候補生が集い、プロジェクトの評価も上がっている。
今回筆者はアイドル3.0プロジェクトをとおして推し活なるものを体験した。

いいねの力

今回のプロジェクトでは候補者はニックネームを名乗り、各位SNSのアカウントが与えられ、SNS(Twitter X ,インスタグラム,TikTok)を通してファンと交流することができる。またその交流についても審査の結果に影響する可能性があるとされている。
SNSをどう利用するかは候補者に任されており、目的やノルマがあるわけではない様子。
きれいで仕上がった投稿を定期的にする候補者もいれば、思ったことを都度つぶやくスタイルもある。

一方、SNSに慣れていなかったり、学業があったりで中々更新できないアカウントもある。
いずれにしてもSNSの発信により候補者の考え方、キャラクターや生活リズムが見えてくることで一層アイドル候補者たちを身近に感じることができる。
2次審査の段階ではアイドル候補者達のフォロワーは200〜300程度であり、リプに対する返信やいいねも返ってくる。

リプへの返信を見ると、どれもファンへの想いがあふれており、忙しいなか短時間で返しているとは思えない素晴らしい内容。


これから秋元康プロデュースによりデビューする子達とSNSを通し、あたかもメールでやりとりするかの如く交流ができるのである。


自分のリプに返信があったり、いいねがついたりすると、当然の如く気分は上がる。いや、舞い上がる。
現実社会を生きるファンたちは、これに大きなパワーをもらうことになる。
社会の理不尽な出来事はどうでもいい小さな出来事であると思えてくる。


一方でアイドル候補生はオタたちの応援や励ましを受けオーディションの課題にたち向かう。

アイドルとファンにはウィンウィンな関係が成り立つようである。

アイドル誕生ドキュメント

ファンたちは自分の生活と並行してアイドル候補生の生活をかいまみながら、アイドル誕生ドキュメントに立ち会うこととなる。

候補生たちの投稿は、学校に通う、受験勉強をする、バイトに行く、ダンスの練習をする、家族と過ごす、すべてがアイドル誕生のドキュメントである。

©オーバース 候補生イチXより

アイドル選出のイベントもテンポ良く行われており、逐一YouTube等で動画配信されている。

審査前夜のSNSから、アイドル候補生の緊張や審査に向かう気持ちを肌で感じながら、ファンも同じ気持ちで審査の瞬間に立ち会うことなる。

アイドル候補生とファンの交流はデビュー前の一時的な特典のような時間かもしれない。

しかしいずれアイドル候補生達が世界に羽ばたき、自分たちの手の届かない存在になっていくのもファンの夢なのである。

今はまだデビュー前の序章に過ぎない。
そしてアイドル誕生の後もファンたちの推し活は続く。

アイドルは、ファンの応援を得て世界に羽ばたき、

ファンは、アイドルの輝きを日々の活力として今日も生きていくのである。